姉さんの先輩は狼男 孝の苦労事件簿③
 


今度は、すらすらと言葉が出た。

「いいよ、おっちゃん!ここにいて!」
 
俺は、姉さんが何か言おうとしたのを遮って、

OKを叫んでいた。
 
姉さんが、しゅんとして下を向いた。
 
エリアルの舌打ちが聞こえて来た。
 
おっちゃんが、「よかった」と、嬉しそうに笑った。
 
こうしてこの日から、我が家にまた居候が増えた。
< 31 / 317 >

この作品をシェア

pagetop