白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】
部屋のいつもより明るい事に気付いてないのか、オレの動きを止めることもなく、ノリは小さく喘ぐ声を紡ぐ。


「・・・ゆう君、私も・・・好きだから。ずーと、ずーと、好きだから・・・。」


息も絶え絶えに、呼吸よりも大切とばかりに一所懸命に伝えてくれる言葉に胸が熱くなる。


オレの思いがどれくらい伝わるかわからない。

もしかしたら半分も伝えられないかもしれない。

それでも、この重苦しい感情を一生ノリに伝えていく。








番外編  夜だけじゃない朝も君に伝えたい <end>

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