白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】
興奮するママを宥めながら電話を切った。

どういうこと?

自分に問いかけるけど、当然、答えなんて出ない。

だったら聞く相手は・・・ゆう君しかいない。


でも、なんだか恐い。

だって、すごく期待している自分がいるんだもん。

それなのに「冗談だよ。」なんて言われても、今は笑って受け取れない気がする。

昨日からいろいろ考えすぎて、頭が爆発しそうだ。



やっぱりこのままではいけない、てことだよね。

人ごみを避けて、比較的車の音もあまり聞こえない細い通りに移動した。

連絡帳からゆう君の名前を検索して表示させる。


・・・。


今は仕事かもしれない、だから出ないかも・・・。

履歴だけ残せば折り返し電話がくる、かも。

そうすれば、少しだけ先延ばしできる。

逃げているのはわかっている。

でも、恐いんだもん。

だもん、てなんだよ!

可愛い子ぶっている自分が可愛くない。


ふー。

よし!押しちゃえ!

トゥルルルー

1回。

トゥルルルー

2回。

カチャ



・・・なんで今日に限って、約束もしていないのに電話にでちゃうかな。




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