極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
14、早く彼女をこの手で抱き締めたいー健斗side
ピピッ、ピピッとスマホのアラームが鳴る。

手を伸ばしてスマホを指で操作し、アラームを解除した。

時刻は午前六時半。

ムクッとベッドから起き上がり、シャワーを浴びに行く。

アメリカ出張から一週間ほど経った。

ホテル生活は慣れているが、柚月がここにいないことに寂しさを感じる。

熱いシャワーを浴びながら、東京にいる柚月に思いを馳せた。

日本は夜の八時半過ぎ。

もう仕事を終えて帰宅しただろうか?

二週間は長い。

俺の不在中、柚月のことを高野に頼んでおいた。

遅くまで残業しないか心配だったし、片桐のことも気になったからだ。

片桐は柚月に気がある。

俺がいないこの出張中、柚月に手を出すかもしれない。

片桐にとってみれば最大のチャンスだ。

シャワーを終えて寝室に戻り、スマホを手に取ると高野からメールが入っていた。
< 227 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop