盲目のヴァンパイアがいる

次の日、デイビットと若奈はオーレリアに会いに、オーレリアの部屋に来ていた。

「それじゃあ、お兄様とあなたは婚約したも同然ってことでよろしくて?」

「ああ」

「…はあ、しかたないわ、もう認めてあげるわお姉様」

「…え?」

オーレリアの突然の変わり様に驚く若奈。

「お兄様の心を射止めた者の心がどんなものか試しただけですわ!」

「じゃあ仲良くしてくれるの?」

「当然ですわ、お姉様!」

オーレリアはニコリと若奈に向かって笑った。

「よかったな、若奈」

「うん」

若奈も笑顔になった。



その日の夜、デイビットと若奈はロンドンへ向けて車に乗り、次の日の昼にロンドンに着き、空港に行き飛行機に乗り日本へ向けて飛んだ。

「はー、日本だ!」

「帰ってきたな」

2人は今家の前に居る。

「入ろっか」

若奈はそう言い、玄関の扉を開け、自分の部屋に入った。

「若奈帰ってきてすぐで悪いが、ちょっといいか?」

「なに?」

「若奈、お前に会って俺様は変われた。毎日一緒に居ても飽きないし、毎日が新鮮だこれからも一緒に居て欲しい、結婚してくれ若奈」

若奈の前に跪いて、小さい箱を両手で持って言い終わると同時に、箱を開けたそこには指輪があった。

「…デ、デイビット!…はい、あなたと結婚します!」

若奈は涙目になりながら返事をした。

デイビットは静かに指輪を若奈の左の薬指にはめた。

「若奈…」

デイビットは立ち上がり、若奈へ深い口付けをした。



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