【冴えない貴方は御曹司!?】番外編も完結しました!
私達夫婦がまず決めたのが、子供が出来るまでは共働きをしていこうということ。

私は直ぐにでも専業主婦になりたかったのに、どうも友梨香が近くにいないと落ち着けないと、あの祐輔さんが…。

今では専務として頑張っている彼を支えるため、何とまあ、私は祐輔さんの第2秘書となりました。

イエイエちょっと違っていて、私は秘書と言うよりは、彼のお世話係ですねって!仕事は殆どしておりません。

会社に行ってやることは、朝の一杯のコーヒーを美味しく淹れることと、10時と3時のおやつと玉露を淹れて、二人仲良くティータイムをすること。

そして、昼食は社食で二人の世界に浸って…な訳ないじゃあありませんか!皆ガン見してますよ。

そりゃあしますよ、普通、物珍しさも手伝って、上野のパ○ダを見るように。

(ああそうだ、ちなみに、西にはいっぱい子供を生んでいるお母さんパ○ダがいますからね)

嗚呼、私ったら…目立つのダメなのに、夫によって強制的に見世物にされて…まあ、だって、彼はイジワルなんですもの。

私の焦る姿を見て、フフフと笑いを浮かべて、嬉しそうに見てるのです。

でも実際は、これから社長夫人となるべく、私は修行中の身なのですから、社員の目に触れても皆ジャガイモタマネギニンジンと思えですって。

あっ、今夜は各務家直伝のカレーライスにしようかな、時々食べたくなるのですよね、小さい頃から食べ慣れたカレーライスと福神漬けの相性がバッチリで堪らない…。

牛か豚かは東西で分かれるようですが、今夜は牛肉にしましょうか。

ああ、余計なことを話してしまいましたね、ごめんなさい。

お話を元に戻しましょうか。

私達が一緒にいることで、隙を与えない、美男美女で羨ましがられる?と、もうこれで、私達にイヤがらせしたりする輩もいないだろうと祐輔さんは言います。

そして、ラブラブ夫婦を見せつけるのは、少しばかり彼の策略のようで、社内恋愛それから社内結婚を推奨しているのだそう。

皆に幸せを分けられたらとても嬉しいとは思うのですが、何となくちょっと違うような…、もしや、皆俺の忠臣だ!と思っているのではと、考えている私がいました。

いずれここ逢坂家の城の主となる祐輔さんが、どんな風に采配を振るのか、とっても楽しみなのです!

彼ならきっと大丈夫ね、腹黒さんの部分は、社員にはあまり知られていないんですから。

さて、社用車で行きつけのスーパーに寄ってもらって、牛肉と何かを調達しましょう!だって今夜はカレーライスなんです。
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