僕達は透明ーー
「じゃあ、また病院行こうかな」


病院?


あそこに思い入れがあるかも、と思った。


ゆうが行きたいとこに行く。



ゆうの魂は、いつだって前へ前へ



  向かってるんだ。



あたしは、ゆうをチラリ、と見た。


年はたぶん同じぐらい。

色素の薄い茶色の髪。


青白い顔。


見覚えのない彼をみつめた。


< 20 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop