ネェ、オレヲアイシテ? Ⅱ~Buddy or Family~
朔の部屋は、ガラス貼りのテーブルや緑色のカーテンなどの落ち着いた雰囲気で構成されていた。
スクバを部屋の隅に起き、俺はテーブルと緑の布団がかけられたベットの間の床に座った。
「ほら」
本当にお菓子などを持って戻ってきた朔は、
テーブルを挟んで俺の真ん前に座り、ココアを渡してきた。
「……ありがと」
「さっき翼咲に連絡したけど、お前のことよろしくだってさ」
「……あっそう」
俺は素っ気なく頷いた。