もっと、めちゃくちゃにして。←ベリーズカフェ限定公開



一緒に居られる時間…か。

一人じゃない時間は、あたしにとって特別な時間だった。

話し相手がいる。

話を聞いてくれる人がいる。

当たり前に訪れる時間って、他の人は思うかもしれないけど、思い返せばすごく特別な時間なんだよ。



『藍…』



後ろからぎゅっと抱きしめられるこの温もりが堪らなく好き。



『バイトまでの充電』


「うん。
今日はカレー作って待ってるよ。
上手くできるかは…わかんないけど」


『ははっ、そんなの気にしねーって。
藍が家でご飯作って待っててくれてるって、考えただけでバイト…すげー頑張れっから』




拓叶…


ほんと、好きが溢れて仕方ないよ。





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