絶対命令アプリ
魚のように何度も何度も体を撥ねさせて痙攣していた南。


口から泡を吹き、先生たちに運ばれて行ってしまった。


命に別状がないとしても、いつ学校へ戻ってくるのかはわからない。


あたしは布団を頭まで被り、キツク目を閉じた。


スマホの電源は落としているから、その間はメッセージを無視することができる。


でも……。


明日目が覚めた時、どのくらいのメッセージが届いているだろうか。


あたしは恐怖で身を小さく縮めたのだった。
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