絶対命令アプリ
「ごめんね貴美子。あたし昨日は貴美子にならゲームに勝てると思って、最低な事をした」


「そんなことないよ紗菜」


俯く紗菜にあたしはそう言った。


2人が理解してくれただけでも嬉しかった。


「昨日家に戻ってから少し調べてみたの」


亜美がそう言ってルーズリーフを手渡して来た。


そこには隣街で起こった事件についての詳細が書かれていた。

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