"鬼"上司と仮想現実の恋
午前11時。

「おはよ。」

目が覚めると、目の前ににっこり笑った悠貴さんの顔があった。

「おはようございます。」

私が寝ぼけ眼で言うと、悠貴さんは私の額にちゅっとキスをした。

「暁里、かわいい。」

「悠貴さんの方が運転で疲れてるのに、
なんでそんなに元気なんですか?」

私が眠い目をこすりながら聞くと、

「そりゃあ、ここに元気の素があるから。」

と私の頭を撫でた。

私たちは、そのまま日曜の夜まで、イチャイチャ、まったりと過ごし、月曜の仕事に向けて、私の部屋に送ってもらった。

ずっと一緒にいたから、1人の部屋がなんだか寂しく感じる。

家に着いて5分で、悠貴さんに会いたいと思うなんて、私は変なのかな?
< 221 / 407 >

この作品をシェア

pagetop