"鬼"上司と仮想現実の恋
営業へ…
7月13日(金)

一週間悩んで、私は決意した。

「部長、今、お時間いいですか?」

私は部長席の前で話し掛けた。

「ああ。
ここでいいのか?
会議室とるか?」

部長の目が優しい。

「ここで大丈夫です。
先日のお話、お受けしようと思います。
よろしくお願いします。」

私はきっちりと頭を下げた。

「瀬名はそう言ってくれると思ってた。
正式な辞令は人事に確認するが、来週から
でも、席は移動してくれ。
開発課は、今日中に引き継ぎを済ませる。

市原課長!」

そう言って、市原課長を呼ぶ。

「瀬名を来週から営業に移動させる。
今、瀬名がやってる仕事を今日中に他の者に
引き継いでもらいたい。」
< 39 / 407 >

この作品をシェア

pagetop