アッファシナンテ

春川「旦那様!」

父「どうした、春川?」

春川「お嬢様は、もしもの話を
されております。
お嬢様から常々お話は
伺っておりますが
そのようなお相手は
いらっしゃいません。」

父「...うむ。誰でも彼でもいい!
という訳ではない。
でもね、花恋が好きになった
相手ならその気持ちを尊重したいとは
思っているよ。だが、藤堂の名を
継ぐのに相応しい人間かどうかは
見極めさせてもらう。
だからね、花恋、もしもそうゆう
相手が出来たのなら私に言いなさい。」

花恋「...はい。」
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