アッファシナンテ

1度、社会から切り捨てられてしまえば
簡単に人の事を信じられなくなる。
望みなど持てなくなる。
一生懸命に頑張る事を億劫に感じる。

だけど...お嬢様が望んでいるのなら
叶えてあげたい。

そして、何よりもお嬢様と共に
今まで頑張ってくれた橋爪様に
幸せな人生を送って欲しい。

春川「...こちらをご覧下さい。」

橋爪「何だね?これは。」

春川「うちのグループの
子会社なのですが、この度
新しくおもちゃ業界に
参入する事になりました。
そこで、即戦力になる人材を
探しております。...橋爪様には
部長としてお力になって
頂きたいのですがいかがでしょうか?」

橋爪「可哀想な老人への情けかい?」
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