アッファシナンテ
でも、花恋はそれさえも怠らない。

花恋「違うわよ。崎本さんのお仕事は
とても素晴らしいと思ってるのよ。
だから、せめてお仕事が
終わったら連絡して欲しいの。」

遼「でも、俺の仕事が終わるのは
3時すぎだし、そんな時間に
連絡したら迷惑だろ。」

きちんと伝えてくれる。
俺が理解出来るまで
嘘偽りのない言葉を並べてくれる。

花恋「迷惑だなんてとんでもないわ。
知っているのよ。
いつもあなたが私に迷惑かけないよう
そっと家に帰って来てる事。
私の頬にそっと口付けする事。
私の出勤時間に合わせて寝ずに
朝食を作ってくれてる事。
私は知っているのよ。」
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