諦めるには値しない

~珀斗side~


俺はみるみるうちに
バイトにハマっていった。

ただ人を紹介するだけで金がもらえる。
案外、俺はこういった仕事に
向いているのかもしれないと思った。

ーガチャ

珀斗「佐伯さん!明日は3人‥‥」

ーバコン
ーバコンバコン

事務所の中に入ると1人の男が
女の子を殴っていた。

佐伯「もうそいつは用済みだ。」

知らない顔だった。
いつも穏やかで優しい佐伯さんが
まるでヤクザみたいだった。
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