諦めるには値しない

真山「安心しろ、高杉。
憎みっつーのはな、そばにいなくとも
一生忘れられないもんなんだ。
ただ、お前は憎しみだけの人生は送るな!」

高杉「え?」

真山「憎しみだけの
人生なんて辛いだけだ。
だから、お前はお前の事を
信じてくれる仲間と共に憎しみを
忘れてしまうくらい幸せな人生を生きろ!
俺を憎み続けながらもそばにいる
仲間やダチを大切にしろよ。
そしたら、お前は幸せな人生を送れる。」

言いたい事は沢山あった。
でも、これ以上言うべきではない。
高杉には俺のような罪はねぇ。
だったら、俺が言わずとも高杉は
俺よりは遥かに幸せな人生を
送れると分かっていたから。

昴「なあ、真山。お前は何で
そうなっちまったんだよ?
てめぇをそうさせちまったのは
全部、寿人のせいなのか?」
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