諦めるには値しない

珀斗「よう!豆もやしくん。
今日も練習?全く性が出るね。」

庄司「お前、珀斗さんが
話しかけてるんだから
何か答えたらどうなんだよ!」

血だらけのボールを拾うと
得体の知れない感情が押し寄せてくる。

陶太「どうしてですか?」

珀斗「え?」

陶太「どうして喧嘩の道具に
ボールを使ったんですか?」

珀斗「うーん、近くにあったから?
水で洗えば取れるから大丈夫だって。
庄司、洗ってきてやれよ。」
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