諦めるには値しない

母「こんな大金を渡してくれるのは
有難いけど先輩に頼み事は良しなさい。」

母ちゃんの手に握られてる
封筒の中身を確認すると
札束が入っていた。

もちろん俺が渡した金ではない。
昴にぃと珀斗さんが俺のために...?

庄司「昴にぃと珀斗さんは?」

母「ついでに美嘉の顔を見て行くって
言ってたから病室にいるんじゃないかしら?」

急いで美嘉の病室へ向かおうとすると
エスカレータからおりてくる
2人の姿を見つける。

庄司「昴にぃ、珀斗さん!
あの金、どうゆう事っすか?」

昴にぃの方を見ると
昴にぃはそっぽを向いた。
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