諦めるには値しない

~昴side~


ザビエルに呼び出され
職員室へ向かっていると
渡り廊下に不動の姿を見つける。
不動は見た事ねぇおっさんと一緒だった。

父「昌紀。」

不動「どうされたんですか?」

父「ここのバスケ部について
理事長に話があってな。
バスケ部の事、お前が
間に入ったそうじゃないか。」

不動「ええ、まあ。」

父「私の仕事が一つ減って助かったよ。」

そのおっさんは不動の父親らしかった。
いけ好かねぇ野郎の親はやっぱり
いけ好かねぇ奴だった。

昴「そうゆう事かよ!」

不動「‥芹沢先輩。」
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