諦めるには値しない

~珀斗side~


いつものように俺らと一緒に
ゲーセンで遊ぶ昴。
その様子はいつもと
何も変わらないのに
俺の胸騒ぎは収まらなかった。

今日久しぶりに昴と一緒に
ボールを追いかけた。

バスケをしてる時の昴は
本当に、いい顔をしていた。

庄司「珀斗さん。
どうしたんすか?」

珀斗「え?」

庄司「昴にぃ見つめながら
難しい顔してたんで。」
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