諦めるには値しない

~真山side~


最悪な事態になった。
俺が間に入ってなんて
考えた俺が馬鹿だった。

部屋を出ると俺は
ある人に電話をかける。

ープルルルル

冴子「はい。」

真山「冴子さん、すみません。
こんな時間に。」

冴子「それは平気だけど
どうしたの?突然。」

真山「昴の事なんですけど
あいつ、ちゃんと合宿に参加してますから。」

冴子「え?」

真山「冴子さん、花買いに行く度に
いつも昴の事話してたから
心配してるんじゃないかと思って
一応、ご報告までに。」
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