諦めるには値しない

~陶太side~


僕たちがその場所に
着いた頃には真山くんと芹沢くんは
相手に袋叩きにされていた。

河東「何で、殴り返さねぇんだよ!」

昴「笑えるだろ?
俺たちはバスケを続けるために
てめぇの事を殴ることも
出来ねぇんだよ。
憎くて仕方ねぇのによ
殴る事も出来ねぇんだよ!」

陶太「芹沢くん‥殴っていいよ。」

昴「何で、てめぇらまで来てんだよ!」

陶太「そんなに憎いのなら
芹沢くんがバスケを捨ててまで
なんとかしたいと思ってるなら
殴ったって構わないよ。」
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