君と出会って
第7章 沙有実サン
−数週間後−


私達は、相変わらずマネージャーを頑張っている。

監督に頼まれていた、華宮学園との試合の応援も
無事に終わった。


「明日は、土曜だぁ♪部活、休みだよね??」


「うん!!やったぁ♪」


実は、明日部活ナイんだぁ!!!


「明日は、とりあえず寝よっと♪あーちゃんは?」


「あたし?あたしは、デートだよ♪」


「…デートって…付き合ってるの?」


「ちがーう☆ただ誘われたから。」


あーちゃんは、モテモテなの。


「…モテモテだね。今度は、誰?」


「うーんと…木村蓮クンだよ。」


…れんクン?あっ!!


「カッコイイ2組の子?」


「そーだよ。まぁ、あくまでデートだけど。」


デートなのに…超冷静…

いいなぁ…


―――――――――――

そんなことを話していたら、部活がスグ終わった。


「じゃ、また月曜ね☆ばいばい。」


「あーちゃん、ばいばい。」



―帰り道―



いつものように啓斗と2人で帰っていた。


「明日ヒマだなぁ…」


「ヒマなの?…じゃあ、沙有実のところ行く?」


「沙有実サンのところ?行きたい!!」


明日は、ヒマだから丁度ィィんだよね。


「んじゃ、歩と相談しとくな。またメールするから。」


「うん!!」


内心…心配だなぁ。。。
また好きになっちゃわナイかな?啓斗。


「どーした?」


「え?あぁ、何でもないよ。もーすぐ家だね…」


「そんな悲しい顔するなよ。俺だって離れたくないんだから…」


―チュッ。


「…ぇ?」


キスしたの?いきなりすぎ(笑)


「どう?元気でた?」


「ぅん。」


そうして家まで送ってもらった。


「…ばぃばぃ。」


「ばいばいッ!!また明日な。」


「ぅん。じゃあね…」


「うん♪またな。」


啓斗は、帰って行った。

離れたくないのに…

最近、私の"スキ"な気持ちが大きくなっている。



おさえられないくらいに…
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