four seasons〜僕らの日々〜
その日から、男の子は歌を作り続けた。

「もう十時だよ。そろそろ寝ないと朝起きれなくなるよ」

少年は男の子に話しかけた。空にはいくつもの花火が上がっている。

「大丈夫だよ。あと少しだけ……」

次の日、男の子は寝坊をしてしまい、学校に遅刻してしまった。



時は過ぎ、男の子のピアノも歌も最初よりもっと上手になっていた。

「宮野さんの家に行ってくるね」

「迷惑かけちゃだめよ」

「は〜い。行ってきます」

男の子の休日の午後は、作詞作曲を教えてくれた宮野さんの家で過ごすことが多い。ピアノを弾いて、歌を歌って、一緒にミュージカルを観たりする。
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