新妻独占 一途な御曹司の愛してるがとまらない
月明かりの差し込む私たちの寝室は、いつもよりも心なしか神秘的に見えた。
寝心地の良いベッドの上に私を下ろした湊は、片手で自身のネクタイを解いてサイドへと落とす。
その仕草はとても色っぽくて、思わずゴクリと喉が鳴った。
続けてギシリと唸ったスプリングが、余計に胸の鼓動を逸らせて、自然と指先が震えてしまう。
「……桜、好きだよ」
「ん……っ」
組み敷かれたまま、ゆっくりと甘い唇が降りてきた。
何度も何度も角度を変えて重なる唇に、段々と息も上がって何も考えられなくなっていった。
気がつくと衣服は乱れ、湊が着ていたベストとシャツはベッドの下に落ちていた。
波打つ白いシーツがやけに艶かしくて、私は思わず両手で露わになった胸元を隠した。