誰からも愛されない

✛✛お出かけ


忍さんからは、毎日電話がかかる。

数分の時もあるが、少し長く話して
くれる時も・・・
「やっぱり、自分のマンションだね?」
と、寂しそうに言うから
「あそこにいると、忍さんを探すから。」
と、言うと。
「もぅ、帰りたい。
僕は、彩心がいないとダメみたいだ。」
「うふふっ、お兄様の為に
   お仕事頑張って下さい。」
「う~ん。彩心、愛してる。」
「私も。」
それから一週間過ぎた時に
秋山さんから連絡があって
『お母様が一緒に買い物をしたい。
と、言ってるから
付き合ってもらえないか?』と。

私は、
『ご一緒したいです。』
と、直ぐに連絡をした。

週末のにお買い物に行くことなった。
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