長編執筆に取り掛かる。

交渉cafe

作家は、ドクマナルドを降りたった。

人をかき分け、宇宙人に近づく…。

どよめく観衆。

不敵な笑みを浮かべる作家。

無表情の、紫の宇宙人。

作家「…あんた、宇宙人なのかい。」

宇宙人「いやちがう」

作家「ズコー!何だってンだよ。」

宇宙人「宇宙人というか…宇宙の…迷い子です」

作家「迷い子だぁ?」

宇宙人「…はい。…お話聞いてくれますか」

作家「嫌だよ」

宇宙人「嫌って言われた」

作家「俺は執筆で忙しいの。まだ一行も書いてないけど。」

ピキ
< 9 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop