男なんかじゃない
そうこうして…

私達は恋人になった。

関係性は昔とあまり変わってないが仲良くやってる。

ただ、すこしだけ変わったのは街で声をかけられる時、『お姉さん』と呼ばれる回数が多くなった(笑)

なんか、雰囲気変わったかな?(笑)

あと、もうひとつあった。

仕事の事。

私は自分のデビューは諦めた。

というかはやとと恋人になってからたくさんのアーティストさんからはやとと共にサポートメンバーとして参加しないかと言ってもらえるようになった。

今はアーティストさんのサポートメンバーとしてはやとと一緒にがんばるという事が私の夢になってる。

それからそうこうして…

私達はもうすぐ結婚する事になった。

天敵・悪友だと思ってたやつと恋人になり、今度、夫婦になる。

こんな時が来るなんて思ってもみなかった。

この男みたいな私が結婚できるなんて事も考えられなかった。

でも、私は気づけた。

私を男みたいではなく、女としてちゃんと見てくれるかけがえのない存在に。

私はかなりラッキーな人間だ。

はやと、ありがとな。
男みたいな私を好きになってくれて、女としてちゃんと見てくれて。

大好きだぜ、はやと。



はやと「おい。ゆうき!何駅前のベンチでひとりの世界に入ってんだよ!」

ゆうき「あぁ!ごめん。」

はやと「ほら、帰るぞ!」

ゆうき「うん。」

はやと「なんやってんだよ、ほら、手!」

そうやってはやとは左手を差し出した。

私は笑いながら右手ではやとの左手をつかんだ。


いつまでもこの手を握っていられますように。



自分なんかこうだからと決めつけないでゆっくり周りを見渡したら一人くらいはいるかもしれない。

ちゃんと、自分の事を見ていてくれるひとが…


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