嘘つきピエロは息をしていない
「適当にって……私の話、聞いてくれないの?」
「まだ起きてるからギリ聞ける」
「寝ないでね?」
「それは吉川次第だな。俺が寝たら退屈な話しかできない吉川が悪いってことで」
「そんなぁ」
寝ようとしている相手に告白するの!?
「どうせ演劇部のことだろ」
「演劇部のことといえば、演劇部のことかなぁ」
「……なんだそれ。えらく曖昧だな」
これは、部長命令だから。
「まさか杉田と白木が逃げ出したか?」
「えっ……ううん! 逃げたりなんかしてないよ。白木氏は新見先輩にパソコン教えてあげたりなんかして、仲良さげだし!」
「じゃあなんだよ。俺に練習出ろとか言うなよ?」
「あ、それなんだけど!」
私はこのところずっと考えていた、あるひとつのアイデアを今こそと披露する。
「私たちがやってるような稽古、ナイキくんは昼休みにしたらどうかなぁ?」
「はぁ?」
「筋トレは……必要なさそうだなぁ……まずは台本読んだりとか」
「やるわけねぇだろ」
「私も付き合うからさぁ。幽霊部員なんて勿体なさすぎる。学校もっと楽しくなると思うし!」
「睡眠妨害ハンタイ」
「やっぱりお昼寝タイムは重要なんだぁ?」
「わかればもう行け」
「い、行かない!」
「まだ起きてるからギリ聞ける」
「寝ないでね?」
「それは吉川次第だな。俺が寝たら退屈な話しかできない吉川が悪いってことで」
「そんなぁ」
寝ようとしている相手に告白するの!?
「どうせ演劇部のことだろ」
「演劇部のことといえば、演劇部のことかなぁ」
「……なんだそれ。えらく曖昧だな」
これは、部長命令だから。
「まさか杉田と白木が逃げ出したか?」
「えっ……ううん! 逃げたりなんかしてないよ。白木氏は新見先輩にパソコン教えてあげたりなんかして、仲良さげだし!」
「じゃあなんだよ。俺に練習出ろとか言うなよ?」
「あ、それなんだけど!」
私はこのところずっと考えていた、あるひとつのアイデアを今こそと披露する。
「私たちがやってるような稽古、ナイキくんは昼休みにしたらどうかなぁ?」
「はぁ?」
「筋トレは……必要なさそうだなぁ……まずは台本読んだりとか」
「やるわけねぇだろ」
「私も付き合うからさぁ。幽霊部員なんて勿体なさすぎる。学校もっと楽しくなると思うし!」
「睡眠妨害ハンタイ」
「やっぱりお昼寝タイムは重要なんだぁ?」
「わかればもう行け」
「い、行かない!」