同居人は恋愛対象外。
次の日凛ちゃんは学校に来なかった。
問題の水田くんはと言うと私の隣の席でいつもみたく1日爆睡してる。
気まづくて仕方ないビンタから1日目のお昼すぎ…。
「廉!おっはよ〜またまた寝すぎなんじゃねぇの?……てどうしたのそのほっぺ切れてるけど。」
え、うそ。
怪我させちゃった?
そんな強く叩いちゃったの!?
やばい、どうしよ。
同じクラスの長谷川樹くんに話しかけられた水田くんから少し私をキッと睨みつけるような視線を感じながら冷や汗が出るのをかんじた。
「猫にひっかかれた…。」
私から目を話した水田くんはあくびしながらそう答えた。
「え、廉って1人暮しだろ?アパートて猫オッケーだっけ?」
「違う、野良ネコ…。」
な、なんだ…野良ネコか…。
私じゃなくて良かった。
安心してビクッと上がった肩がため息と一緒にさがる。
「廉が野良ネコとじゃれてんのとか想像つかねぇ。」
長谷川くんはお腹を抱えて笑ってる。
そんな長谷川くんに少し怒ったような表情を見せた水田くんは拗ねるように机に突っ伏してしまった。
なんか、それほど怒ってなそうで良かった…。
寝てしまった水田くんを必死で起こそうとする長谷川くんを横目に安堵のため息がもれた。