いつか、眠るまで
「それが最近は食欲もなくなってきてね、困ったものだよ。」
「大丈夫ですか?」
いや、大丈夫じゃないか。
「大丈夫大丈夫。まだまだ生きるよ、おばちゃんは。」
そう言って私に笑いかける。
「…おばあさんは、あとどれくらい生きれると思いますか?」
「…それはわからないよ。」
わからない……か。
「でも、せめて100歳は超えたいと思うよ。」
ひ、100歳?
そうだ、この人はこういう人だったっけ。
いつも笑ってたんだ、私。