恋する乙女~パーフェクト王子VSヤンキー王子~

最悪な誕生日。


「あぁ~噂が広まるから
喋ってほしくなかったのに…」

三永先輩は、嫌そうな表情した。

「言っておくけど、新聞に載せないでよ?」

「何で?大スクープじゃない!?」

明里は、記事に載せたいようだった。

「いや…だから、騒ぎにしたくて
言った訳ではないから!!
いいから絶対に載せるな」

「え~面白いネタなのに。ぶ~」

明里は、頬を膨らませた。

(すっかり新聞部に染まったわね…明里)

「とにかく余計な事は、言うなよ!!
話は、それだけだから」

そう言うと行ってしまった。

『は~い』

私は、チラッと明里を見ると

「分かった?明里」

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