儚い絆

「俺がもらいますよ。」
と、隼人。
「お帰り、叶愛。」
と、美弥

「ただいま、美弥、隼人。」
「柊吾、寝ちゃったんだね。」
「うん、楽しかったみたい。
ずっと、はしゃいでいて。
隼人ごめんね。」
と、言って
柊弥をみると

怒りと驚きの顔をしていた。

あっ、隼人を柊吾の父親だと
思っていたんだっけ。

「叶愛、どういうことだ?」
柊弥さんの威圧の声に、言葉に
美弥と隼人もびっくりしていた。

「美弥、隼人ごめんね
びっくりさせて。」
と、二人に言いながら
柊弥から、柊吾を引き取り
そのまま、隼人に柊吾を渡した。

それを見ていた
柊弥は、肩を落し落胆した顔をしながら
車には向かう
それを見て、叶愛は・・
「隼人、私がマンションを引き払うとき
美弥の仕事を待つ間に
子供服のショップに寄ったでしょ
それを見ていたの
柊弥さんは。
それで、柊吾の父親を隼人だと
思っているの」
「えっ、あの時?」
「なになに、あなた達
従兄弟同士で?」
と、笑いながら言う美弥

それを聞いて、またまた
怪訝な顔をして振り替える柊弥さん。

「柊弥さん。
柊吾はもうすぐ四才になるけど
まだ、三才なの。
私は、あなたと別れてから
一度も他の人と付き合ってない
わかりますか?」
と、言うと
柊弥は、頭をふりながら
考えている。
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