4組の恋模様
「で?」

「は?」

屋上に来て突然の声。

思わず低い声が出たのも仕方がない。

久しぶりにこんな低い声出したな。

「授業サボって部活の部長とキスして?あいつの事忘れたわけ?」

「忘れる訳ないでしょう。」

「キス避けてなかったじゃん。」

「2ヶ月ぶりだったから驚いて動けなかったの。」

「そういうもん?」

「知らない。」

「まぁいいや。」

「いいやとか言ってもね。授業出てないのよ。二人して戻って騒がれるの嫌だからこのままここいよう。」

「お前さぁ。二人して抜けてる時点で騒がれてんじゃね?」

・・・あ。

「相変わらず変なとこ抜けてるよな。」

「失礼な。」

「勉強しかしてねーから。」

そんな事ないし。部活だってやってるもの。

「部活だってやってるっても吹いてるだけじゃん。」

「吹いてるだけっていうか筋トレしてます。」

「敬語。」

「からかうのやめてよ。」

「ふぁ・・・。」

誰かのあくびする声が聞こえる。

「・・・やばくない?」

「バレたら終わりだな。」

いやバレてるよ。

「いたぁ・・・。」

・・・まさか。

「ねぇ。この声って」

「だろうな。」

もう一人の幼なじみらしき声がする。

「っと。」
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