憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
あの人は自分には不似合いな人。
仕事を手伝ってくれたのも気紛れで、金曜日の誘いも他に意味があって話そうと思ってるに違いない。


(きっとそう、何か他に理由があるんだ)


それは自分とは関係ないことで、あってもきっと婉曲的でしかない筈。


そう決め込んで黙々と仕事をし続けた。
午前中はそのまま過ぎて、午後の仕事へと突入した。


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