バイバイ☆ダーリン【愛犬ルークは見た編】U^エ^U 完結致しました

おセンチな次男坊

俺さ、思うことあって、ダチ(犬友)ん家に居候させてもらいたいって頼んだんだよ、ダチに。

そしたらさ「お前ん家は羨ましい!あんな綺麗なお姉さんがふたりもいて」って言われたんだよな…。

そうなんだけど、そうなんだけどさ、ふたりとも忙しそうでさ…。

俺がいなくなっても、きっと気付かないよ。

俺の妹か弟、生まれるみたいだし、桜子姉ちゃんとこも、生まれるみたいでさ、みんな俺のこと、忘れてるよ、きっと…。

でもさ、俺の子分(お気に入りのぬいぐるみ)を連れて(咥えて)、玄関にいるところをね、花音姉ちゃんが見つけて、どうしたの?もうすぐおやつよって、抱っこしてみんなのとこヘ連れて行ってくれたんだ。

絶対に、探しに来てくれたんだな。

やっぱり花音姉ちゃんだ、俺のこと、分かってるよね。


(でも本当は、WCに行っていて、たまたま偶然居合わせただけなのですが…、それは秘密です)




※題名の“おセンチ”はもう死語だそうですが、何となく、ルークにぴったりだと思いまして、タイトルに使ってみました。う~ん、死語か…。
< 22 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop