バイバイ☆ダーリン【愛犬ルークは見た編】U^エ^U 完結致しました

褒められベタなの

「悠輝さん、桜子さん、大変ですよ!譲(ユズル)君が熱を出してます」

昴が叫んでるから、俺も一生懸命になって、ワンワン鳴いたぞ!

血相変えて、悠輝と桜子とついでに、花音姉ちゃんまでやって来た。

悠輝達は、赤ん坊を抱っこして、どっかに連れて行ったんだ。

大丈夫かな?ワオーンワオーン

そしたら、花音姉ちゃんは俺の頭を撫でて、心配してくれたのね、イイコねって、嬉しいな。

花音姉ちゃんに撫でられるの、スゲー好きなんだ。

でもさ、もひとりの赤ん坊が目を覚まして、姉ちゃんたらさ、そっちへ行っちゃった…。

あ~あ、俺の姉ちゃんなのにさ、もう…。

ちょっとまた、おセンチになっていたら、今度は昴が俺を抱っこして言ったんだ。

「ルーク、偉いぞ!よく知らせてくれたね。本当にお前は賢いな」

イイコイイコと頭を撫で回す昴に、もう止めろと、甘噛みしたぞ!

俺は赤ん坊達の親分で兄貴なんだからさ、当ったり前よ。てやんでー♪


褒められて嬉しいルークなのだった。

< 27 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop