叶うはずもない恋


「…ハァハァハァ。か…奏時…」

「…ハァ…ごめん、たまらなくて」

「ふっ。ははははは!奏時。幸せ。好き。大好きだ」

「葉汰、俺も。だいすき」


奏時と葉汰は、暗くなった外を眺め、決意をした。


「奏時、俺はお前といたい。だから、俺、言うよ、兄ちゃんと姉ちゃんに」


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