どうしたって期待したい!!
いやいやいや、そんな筈ないないと一瞬浮かんだ自分への疑惑を否定するように笑い飛ばしていたのに。
不意に自分の手にスッと絡んでくる手の感触。
言わずもがな絡んできたのは水城くんの手なわけだけども。
そのまま行くよとばかりに柔らかな力に引かれ、促されるままに自分の足も踏み出していたけども。
あれ……ちょっと待って?
確か私……、
「さぁて、」
「っ………」
「俺んちで……何しよっか?」
「っ~~~!!!」
私は多分Mじゃない。
それでも……水城くんは絶対にSだと、振り返って私を捉えた笑顔で確信を持ったよ。
すっかり抜け落ちていたけどもさ、こんな事あってからのお宅訪問ってどうなの!?
ありなの!?
ええええええええ!!?
大丈夫なのっ!?
「せ、正義ですよ!?水城くん!!」
「正義は紙一重で悪とも言えるけどね」
「っ___!!!」
「俺の悪を煽らないでね?鈴原」
「っ_______!!!!!」
水城くんは私の正義時々悪らしい。
【Fin】