私を救ってくれたのは君でした。
鶴谷廉という人間
廉はスタスタと自分の部屋へと戻っていった。そして自分のベットに寝っ転がった。

「なぁ、もしお前が居たら俺はどうしてたんだろうな。救ってたかな、それとも見殺しにしてたかな?でも、次は救えそうだ。俺の手で、救ってみせるからな……明香里」

すると、廉はある写真を手にした。

「明香里、ごめんな。絶対に助けるから、待っててくれ。それにな、俺ももうすぐで行けそうだよ、そっちに」

廉はその写真を懐に入れた。

「明香里、あと少しだ、待っててくれ。もうすぐで明香里に会えるよ。明香里、明日は特大いちごパフェ食べに行くんだ。ほら、覚えてる?俺達が出会ったところ」

すると廉はベットの上で目を閉じた。
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