姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
変装?らしき小物は賢次のメガネだけ…

姫花のサングラスは、本当に日光避けだったから…

「お待たせしました!」息を弾ませている咲

「そんなに急がなくても大丈夫だよ まだ一人来ていないから…」と賢次は咲に微笑み掛けた

「えっ! そうなんですか! はぁ~良かった~」

「搭乗ギリまで来なそうじゃない?」とりんはバックからサングラスを出してかけた

今更…

「姫花、電話して」ガクは妹を使う

姫花もぶつぶつ言いながらも、携帯の履歴から潤也の名前を出し、通話ボタンを押した

流れ出した、洋楽~♪は潤也の崇拝する昔のバンド

ガチャ

「潤也~ 今どこ~」
やる気のない姫花の声

「ハァハァ…」

聞こえてくるのは、潤也の荒い息

「……」

次の言葉が続かない姫花

固まる姫花を不思議に思った日向が携帯を姫花の手から奪い、耳に当てた

一瞬驚いたように目を見開くも、段々青ざめる日向の表情

周囲も、そんな日向に最初は訳の分からない表情をしていたが、日向の指差す方向に視線を巡らせ、絶句した
< 10 / 223 >

この作品をシェア

pagetop