死線ーシセンー(スローペースで更新)
奈美と私は、もはや、心友というよりも姉妹って感じ。



心友でもあるけど、私にとって、それよりも大切な存在だった。






いつか約束したよね?



高校卒業したら、一緒の家に住もうって。



奈美の方からそんなふうに言ってくれるなんて、思ってもみなかった…。

ビックリしたけどとても嬉しかった。



朝から晩までこの子の笑顔が見られるって・・・。


何て幸せなんだろう。


自分の将来がとても待ち遠しくなった。


奈美との約束を果たすため、高校に入ってから私はバイトを始めた。


バイトで貯めたお金も、日に日に増えて行って。



少しずつ夢へと近付いているんだと嬉しくて、バイトも楽しめたなあ。
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