君がいない世界で、僕はどう笑えばいいんだろう

夢デート



そこには、可愛い雑貨屋がたくさんある。

1ヶ月記念日にあげたブレスレットもここで買った。



「髪飾り?」

聞き返すアカネに「そう。」と頷いた。


「美月髪が長くて、いつもアレンジしてるから。」


手先が器用な美月は、ヘアアレンジがうまい。


「こういうシュシュとかもいいけど、バレッタも似合いそうなんだよなぁ。」



夢の中のアクセサリーショップで、目星い商品を手に取る。


「夏っぽくパステルカラーとか、マリン柄とかいいんじゃない!?でも、オールシーズン使えるこういうバレッタも美月ちゃん似合いそうだね!」


俺より張り切った様子でアカネが言う。


手にはキラキラと光るガラス細工のようなバレッタが握られている。

青い花をモチーフにしたそれは、美月のイメージにピッタリだった。



「それ、可愛いな。」

「だよねー!いいなぁ、私もこんなプレゼントされてみたい。」




言うアカネとバレッタを交互に見る。
















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