臥薪嘗胆の主
第11章_共に生きて



「楼さん、依頼です〜!」






「あ、莉音ちゃんちょっと待って!」






「は〜い。」






あの事件からもう1年経とうとしている。









「あ〜つっかれた〜。」







「お疲れ様です、千流さん。」






依頼を終えて帰ってきた千流さんはソファにダイブした。








「おっつー、楼。今から依頼っしょ?頑張ってね〜」





ひらひらと手を振る千流さんを横目に、俺は医務室へ向かった。






< 184 / 225 >

この作品をシェア

pagetop