恋愛シュミレーション
恋愛シュミレーション①



仕事が終わると家に帰ってすること、それは恋愛シュミレーションゲーム。


地味な私の唯一な楽しみ。


現実では男性と話すのが苦手で、学生時代は地味な存在でいた。


友達は地味な子が何人か居たけど、大学生になると垢抜けて私だけ一人で地味を貫いていた。


少女漫画大好きで、胸がキュンキュンする事で二次元との恋愛を妄想するだけが楽しみだった。


今では便利なゲームもできて、一人で密かにゲーム内の恋愛をキャラクター選び放題で楽しんでいる。


社会人になっても変らず過ごしている。


大学時代に一度合コンに誘われて断ったが、懇願されたので渋々了解した。その結果一人だけ浮いていて、案の定な結末だったし楽しくもなかった。人が苦手だし、無理して話しかけられても私がテンパるだけで空回りだった。だからもう二度と合コンは行かないと決めた。


仕事以外は家でジャージ着て、ゴロゴロしながらゲームか少女漫画読んでるし、それがささやかな幸せだ。


親には地味過ぎて結婚できるのかと心配されてしまうほどだが、私の性格や服装などから諦めているだろう。


私には姉が居るが、美人で明るく優しくて、友達も多いし妹想いの優しい姉だ。オシャレで化粧だって上手くて、恋愛だってしている。


私だって憧れないわけじゃないけど、姉みたいに身長が高いわけでもないし、髪の毛も黒髪テンパの剛毛だし、体型は標準だけど目が悪くて、牛乳瓶の底みたいな眼鏡をしてるせいで、オシャレしても変に浮くだけで自信なんて持てない。


見た目変わったからって性格はかわらないし、もう今のままでいいんだ。


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