輝きに満ちた世界で
社長は私の目を見る。

やがて、ジョッキに残ったビールをガッと飲み干した。

「2人が本気ならいい。
前にも言ったけど、うちは恋愛禁止じゃない。

2人が本気なら、事務所としてはそれを認めるし私は応援する。

互いに高めあっていきなよ。」

私と玲於は目を合わせて笑いあった。

私が指を絡め合わせた手をギュッと握るとそれに呼応するように玲於も握り返してくる。

今年もまたクリスマスが過ぎていった。

サンタが来なくなってから数年。
久しぶりのクリスマスプレゼントをもらった。

いつ見ても私の左手で輝く指輪に安心している自分がいた。
< 243 / 252 >

この作品をシェア

pagetop