秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
直美は口をポカンと開けて唖然とした表情を浮かべている。


「それ、本当?」


あたしは気を取り直してそう聞いた。


裕は頷く。


本当か嘘か、わからなかった。


「盗聴器だけじゃないから、気を付けて」


裕はそう言ってニタリと笑う。


その口もとが気持ち悪くてあたしは視線を逸らせた。


盗聴器だけじゃないとすると、カメラも仕掛けていると言う事だろうか。
< 239 / 326 >

この作品をシェア

pagetop