秘密暴露アプリ~恐怖の学級崩壊~
ゴクリと生唾を飲みこんだ。


直美の引き起こした事故の方が、断然ポイントになりそうだ。


一瞬の騒音の後、あたりは静寂に包まれていた。


静かに黒煙を上げるバイクとコンクリート塀に挟まれた勇気が、空虚な視線を空中へと投げかけていたのだった。
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